2009年01月01日

新年

あけましておめでとうございます.

毎年恒例,新年ビールブログです.昨年は,アメリカのビールがかつて無く大量に輸入され,ファンとしてはうれしい一年でした.記録しただけで,300種類以上のビールを飲んでました.

そんな中,あえて昨年の中から一本紹介.

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手書きラベルで読みにくいでしょうが,うちのご近所カナディアンビールの Nora Ale です.このビールの生まれには,僕も多少関わっているので,思い出深いビールとなりました.現在基生研のポスドクO氏が,札幌のとあるところで野良ホップを発見し,それを僕が醸造師さんに伝えたことが,このビール誕生のきっかけとなりました.全国でもほとんど例のない,生ホップ100%で仕込んだビール.乾燥ホップでは失われてしまう,すばらしいフレーバーのとけ込んだビール.わずか50リットルの生産で,札幌2カ所と川崎のバー1カ所でしか飲むことのできなかった,激レアビールです.

で,今年の新春一発目ビールはこちら

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盛岡ベアレンのライ麦ビールです.ビールは普通大麦麦芽が原料となる訳ですが,これはライ麦を使っています.非常にとろみの強いバイツェンのような見た目と香りで,口に含むとライ麦パンのようなフレーバーと多少の酸味の加わった非常に複雑でおいしいビールです.昨年初めて飲んだのですが,またビールの多様性の高さを再認識させられる一本でした.

写真で分かるように,札幌は非常に穏やかな正月でした.今年もよろしくお願いします
posted by 茶坊主 at 20:32| Comment(0) | そのた

2008年03月25日

ビールの摂取量と研究のアクティビティの関係

全然ブログの内容とは関係ないけど,面白い論文が目についたので紹介.

Grim, T. (2008) A possible role of social activity to explain differences in publication output among ecologists
Oikos 117 (4) , 484–487.


チェコの生態学者限定ながら,ビールの摂取量と研究者のアクティビティの間には負の相関関係があるとのこと.ビール愛飲家としては気になる結果ですね.
posted by 茶坊主 at 10:56| Comment(0) | そのた

2008年03月07日

バイオディバーシティシリーズ最新情報(追記)

4月6日配本予定

バイオディバーシティ・シリーズ 6
節足動物の多様性と系統
Diversity and Evolution of Arthropoda
東京都立大学名誉教授 理博 石川良輔 編
A5判/516頁/定価6615円(本体6300円+税5%)/2008年4月
ISBN978-4-7853-5829-7 (旧ISBN4-7853-5829-7)

裳華房のページ
posted by 茶坊主 at 17:06| Comment(2) | そのた

2008年01月04日

あけましておめでとうございます

今年もだらだら更新して行きます.

バイオディバーシティは2校を年末にすませました.なんとか年度内に出てくれるかなぁ,と期待しています.

今日は仕事始めなので,だらだらしていますが(同窓会主催の新年会があったりして.ぼくは年末年始のみすぎたので,今日は休肝日です),この論文の PDF を入手したので読んでます.感想はまた.

そんな感じで,今年もよろしくお願いします.続きを読む
posted by 茶坊主 at 15:13| Comment(0) | そのた

2008年01月01日

新年ビール

個人的なことはほとんど書かないこのブログですが,新年くらいはちょっとお遊びを(昨年もそうでしたが).

昆虫の研究に次いで,国内外のいろいろなビールを漁ることを楽しみの一つとしています.こちら年始早々に飲んだビール.年末頃に某ソーシャルネットワークで某氏とその分類学的位置づけについて議論した一品.手に入れて飲んでみました.

RIMG0003.jpg

視覚的には,間違いなくビールと同定される一物で,系統的にも間違いなくビールと単系統群を構成するのですが,実はアルコール度数が21%もあります.飲んだ感じは,モルトとホップのリキュールと言った感じ.別なビールがチェイサーに必要なほど濃い一品です.フツーの人にはおすすめとは言いがたいものですが(一本 1800円もしますし),こんなビールもあるという衝撃は与えてくれます.
posted by 茶坊主 at 10:18| Comment(0) | そのた

2007年06月20日

IF

当てにならないとは分かりつつ,ついつい気になってしまうインパクトファクター.今年は,日本昆虫学会誌 Entomological Science が満を持して登場するということで,非常に気にかけていましたが,出てますねぇ.

Entomological Science 0.49

せいぜい0.3くらいかと思ってたので,結構健闘したと思います.それよりびっくりなのが

Systematic Entomology 2.57

こりゃ,すごい.

あと,Zootaxa も初登場.0.6.ま,こんなもんでしょ.Journal of Morphology は,相変わらず1.5.Arthropod Structure and Development (2.0:これまたびっくりの高得点) より下じゃない.やっぱり,当てになりませんな.(と言いつつ,やっぱり精査してしまう.)
posted by 茶坊主 at 15:03| Comment(0) | そのた

2006年12月12日

Syst Ent Best Paper

実は今,Systematic Entomology の編集委員の間で,2005-6年に出版された論文の,Best Paper Award の議論が行われています.単なる投票だけではなく,それぞれの意見を出し合って,結構真剣にやってます.

ぼくが押している論文はこれ.

Kiselyova, Tatiana & Mchugh, Joseph V. (2006)
A phylogenetic study of Dermestidae (Coleoptera) based on larval morphology.
Systematic Entomology 31 (3), 469-507.


幼虫形態に基づく,あまり華やかさは無い論文ではありますが,分子お手軽系統解析全盛の現在,このような地道で精緻な観察が評価されていいと思います.(もちろん,分子系統論文にも,データをきちんと評価した上で解析しているすばらしい論文も多いですが.)

なお,Systematic Entomology では,日本からの投稿を熱烈歓迎しています.編集委員の一人,Pete Cranston は,日本人はすばらしい研究をしているのに,あまり投稿してくれないと嘆いています.アクセプト率3割を切る狭き門ですが,特に若い人はチャレンジして,揉まれてみてはいかがですか?
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posted by 茶坊主 at 10:07| Comment(0) | そのた

2006年04月13日

ひっそり

ブログとやらをひっそり開始.

G-hop さんシロハラクイナさんとこ(いつもお世話になってます)みたいに,いろいろな分野の論文や書籍の紹介をして行くつもりはなく,昆虫の高次系統に限定して,自分の備忘録をついでに公開するぐらいの気持ちでいます.

なおどこまでホントか分かりませんが,バイオディバーシティ・節足動物は6月発売予定だそうです.発売まで,自分のホームページからはリンクを張る予定はないので,この予告には誰も気づかないだろうけど.
posted by 茶坊主 at 18:30| Comment(0) | そのた