2009年08月01日

鋏角類と多足類

カギムシの発生パターンから,節足動物の最深系統を再検討した論文.

Mayer G, Whitington PM.
Velvet worm development links myriapods with chelicerates.
Proc Biol Sci. 2009 Jul 29. [Epub ahead of print]


一般的には大顎類(多足類+甲殻類+昆虫類)が受け入れられていますが,発生のデータからは鋏角類+多足類を支持する派生形質が4つ見つかったようです.これは,大顎が独立に2回進化した事を示唆します.

ここら辺の関係は,分子でもどっちとも言えなかった訳で,可能性としてはもちろんあるんでしょうけど,あの口器が収斂で生じたとはにわかには信じられません.発生データに関しては,知識不足できちんと評価できませんが…ここら辺も SINE 等を使った研究が期待されます.
posted by 茶坊主 at 17:21| Comment(0) | 節足動物
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