2009年02月13日

幼虫形態の系統情報

Annual Review of Entomology より

Conflict, Convergent Evolution, and the Relative Importance of Immature and Adult Characters in Endopterygote Phylogenetics
Rudolf Meier and Gwynne Shimin Lim
Annual Review of Entomology 2009, 54: 85-104.


内容はまだ読んでないが,Fig. 1 がとても興味深かった.David Hillis(だったと思う:原典がすぐには出てこないので,以下に関しても記憶違いがあるかも)は,1990年代以降の系統論文の急速な増加を,分子系統が身近になったことと関連づけた議論を行った.Fig. 1 は,昆虫の世界では,形態形質情報がいまだに多数派を占めており,さらに論文数も分子系統の増大と並ぶ勢いで増えていることを示している.

追記

上記 Hillis の論文はこれでした.「系統論文の急速な増加を,分子系統が身近になったことと関連づけた議論」というのは記憶違いでした.「系統推定が容易になっただけではなく,系統推定の重要性が広く認知された結果」という論調でした.

Hillis, D. M. 2004. The Tree of Life and the Grand Synthesis of biology. Pages 545-547 in Assembling the Tree of Life (J. Cracraft and M. J. Donoghue, editors). Oxford University Press, New York.
posted by 茶坊主 at 09:49| Comment(0) | 完全変態
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